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「日本油化学会第61回年会」における研究発表のご案内
2023 年 9 月 7 日 (水) から開催される「日本油化学年会第 61 回年会」にて、研究発表致します。
学会名称 :日本油化学年会第 61 回年会
会 期 :2023 年 9 月 7 日 (水)~ 9 月 9 日 (土)
会 場 :高知工科大学 永国寺キャンパス (高知県高知市)
演題1 : クライオSEMによるホイップクリームの構造観察(口頭発表)
日時 : 2023 年 9 月 8 日 (木) 9:30 ~ 9:45
セッション: Food & Feed Nutrition Chemistry (食品化学)
概要 :
ホイップクリームは、気泡と脂肪球・遊離脂肪で構成された三次元的な橋掛け構造で形成されており、これが造花性や保水性に寄与すると考えられているものの、詳細は明らかとなっていません。本研究では油分量の異なるホイップクリームについて、クライオ SEM を用い、脂肪球の挙動や気泡構造を観察しました。これを基にホイップクリームの性能と構造の関係を考察しましたので、報告します。
演題2 :グリセリンと尿素の保湿効果の違いに関する研究(ポスター発表)
日時 : 2023 年 9 月 8 日 (木) 11:30 ~ 12:30
セッション: Biochemistry & Biotech (生化学・バイオテクノロジー)
概要 :
保湿を目的とする化粧品や医薬品には、グリセリンやジグリセリンが保湿剤として汎用されます。グリセリンやジグリセリンは、NMF の 1 つである尿素とは皮膚の保湿効果に差異が生じます。本研究では静電容量法を用い、この差異について要因を調査しましたので紹介します。加えて、グリセリン・ジグリセリンと尿素の併用における相乗効果についても検証しましたので、結果を発表します。
関連リンク
(研究所 食材グループ、粧材グループ)