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#工業材料#研究

ポリグリセリン系モノマーの機能開発に関する研究成果
2021年度日本接着学会「技術賞」を受賞

2021.06.28

ポリグリセリン系モノマーとは、1分子内にポリグリセリン構造と反応性官能基を有する化合物の総称です。これまでに、エポキシ、アクリレート、メタクリレート、アルコキシシランなどを開発し、これらモノマーの機能開発に取り組んできました。ポリグリセリン系アクリレートは、「SYシンテック SAシリーズ」として販売しており、コーティング分野を中心に、樹脂の改質剤、ジェルネイルなどの用途で使用されています。ポリグリセリン系モノマーは、ネットワーク形成においてソフトセグメントとして作用する多官能モノマーです。速硬化性に優れ、低カール性や耐屈曲性に優れた硬化塗膜が得られます。また、ポリグリセリンという親水性の高い化合物を母骨格としているため、モノマーは水溶性を有し、フィラーの分散性にも優れています。さらに、硬化塗膜は防曇性を発現します。この様なポリグリセリンの特性を応用した材料開発と機能開発が評価され、技術賞を頂くことが出来ました。